歯科衛生士 受験概要

歯科衛生士の受験概要って?対策は?

歯科衛生士の国家試験の受験資格を得るためには、歯科衛生士養成機関(短大、もしくは、専門学校)を卒業しなくてはなりません。試験は年1回、3月上旬に1日だけ試験を行います。歯科衛生士の国家試験合格率は97%と、非常に高い合格率を誇っているのが特徴です。どのような試験科目が出題されるのか、簡単に紹介したいと思います。試験は午前と午後に分かれていて、午前は「解剖学」「生理学」「病理学」「微生物学」「薬理学」「口腔衛生学」、午後は「衛生学・公衆衛生学」「栄養指導」「歯科臨床大要」「歯科予防処置」「歯科診療補助」「保健指導」の知識に関する試験が行われているのです。この中から、200問がマークシート方式で出題され、午前・午後とも150分間ずつで行われます。200点満点中120点が合格ラインです。しかし、いくら合格率が97%と言われていても、毎日勉強をする必要はあります。一年に一度しか行われない試験なので、資格を取ると決めたからには、歯科衛生士になりたいというモチベーションを保ちつつ、勉強がきちんと出来るような生活環境を整えることが大事です。もちろん、学校でも試験対策を行ってくれるとは思いますが、本屋さんなどで国家試験の過去の問題集などを購入し、過去の出題傾向や対策を練っておくと良いでしょう。試験が行われる都道府県が限られているので、試験会場まで遠征しなければならない場合は、事前にホテルの予約をしておく必要があります。試験を受けるために万全の体勢を整えるのも、合格するには必要不可欠なことです。